面会交流は、子どもを危険に晒すのか?
2017年4月に、兵庫県伊丹市のマンションで、離婚後に別居していた4歳の娘と、面会交流中に無理心中した父親について、警察は、容疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検する方針とのことです。
この伊丹市の面会交流中の無理心中事件では、面会交流が子供を殺した!などの暴論があります。
⇒ 面会交流で殺人事件、だから面会交流は危険と煽る人々こそ、心の殺人者に等しい!の記事は、こちらから
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関西テレビのニュースによると、母親は、
「パパの家に行けるとか、すごく嬉しかったと思う、あの子は」
とコメントしており、離婚後の面会交流をすること自体は、子どもにとっては、利益になるものと考えられていたと思います。
また、面会交流は、子どもを危険に晒すことなく、実施されていることが多いでしょう。
伊丹市の面会交流中の無理心中事件のような稀なケースだけで、面会交流は、子どもを危険に晒すものだ!とは言えません。
例えば、離婚後の母親が、交際相手と一緒になって、子どもを虐待し、最悪のケースでは、子どもを殺してしまう事件があります。
しかし、子どものいる、離婚後の女性に、子どもを危険に晒すから、恋愛をするな!と言えるでしょうか?
言えないですよね。
つまり、面会交流をすること自体が悪いのではなく、離婚後の両親へ、面会交流の意義や子どもの最善の利益になる面会交流の方法など、しっかりと認識させるような体制が無いことが、問題なのです。
子どものいる離婚で、何もフォローが無いに等しいのが、問題なのです。
離婚後の母親が、交際相手と一緒になって、子どもを虐待し、最悪のケースでは、子どもを殺してしまうことでも、同じです。
子どものいる、離婚後の女性の恋愛そのものが悪いのではなく、交際する時に気を付けること、あるいは、子どものいる、離婚後の女性を交際する側が、気を付けることなどを認識させる体制が無いことが、問題なのです。
今回の伊丹市の面会交流中の無理心中事件と同じような事件が起こらないよう、面会交流問題のカウンセラーとして、しっかりと啓蒙活動を持続していきたいと思います。
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